2019年に福井県で発生した豚熱。
地元のブランド豚「ふくいポーク」は豚熱の感染による殺処分などで生産が停止しました。
その後、出荷を再開するにあたって「乳酸菌を添加した飼料を給与する」ことが
ふくいポークの認定基準に新たに追加されました。
2023年1月からふくいポークの生産に着手した睦美ファームで採用されたのは
ベルテクス独自の乳酸菌HS-08株を使った混合飼料「ゼオ・ラクト」。
ゼオ・ラクトで育てられたふくいポークは、
認定基準を満たし、いよいよ2023年8月上旬より出荷を再開。
「豚熱」の感染から4年ぶりの復活。
安心・安全な乳酸菌で育った、風味豊かなふくいポークをぜひご賞味ください。
3種類の豚を交配させて生まれた「ふくいポーク」は、
生産量が少ない希少な食材で、
乳酸菌で育てた安心・安全なお肉となっています。
ふくいポークの特長は、きめが細かく風味のよい肉質。
しゃぶしゃぶなどの鍋料理にぴったりです。
石川県立大学
生物資源環境学部生産科学科
学科長
教授
ふくいポークへ乳酸菌を与えることで、IgA産生誘導による免疫増強が期待でき、子豚の離乳時にかかるストレスが軽減され発育改善に繋がることが期待できます。子豚の発育改善は、ふくいポークの安定的かつ効率的な生産にも繋がると考えています。
また、今後の日本の畜産業において安全・安心な畜産物の生産性向上が大いに期待できます。
(有)睦美ファームは1989年に創業した家族経営の養豚場です。
2019年に県内で豚熱が発生しましたが、幸いにもうちの養豚場から豚熱の発生はなかったものの、
それ以降感染症対策には最新の注意を払っています。
2022年に福井県農林水産部中山間農業・畜産課畜産振興グループより、
ふくいポーク生産の打診を受けました。
福井県のブランド豚を復活させ世の中に提供することに、
畜産農家としての使命感のようなものを感じふくいポークの生産に参画しました。
飼料に乳酸菌を添加したふくいポークは肉質も柔らかく、おいしく安心して食べていただけるお肉です。
8月から皆さまの食卓にご提供できますので是非ご賞味ください。
(有)睦美ファーム 代表 時岡 伸
私たちベルテクスは、安心・安全な食料生産のため、
2010年より乳酸菌に着目し、
農業用資材や家畜用飼料の研究開発をおこなっています。
日本全国に安心・安全な食を提供できるよう、
畜産業発展のサポートに取り組んでまいります。