乳酸菌が作り出す乳酸により、有害菌が抑制され、免疫細胞が働きやすい環境になる上、腸が内容物を押し出す運動(蠕動運動)が活発化する効果があります。
乳酸菌などの有用菌のエネルギー源となり、腸内フローラのバランスを整えるだけでなく、代謝されて出来た短鎖脂肪酸は、コレステロール合成の抑制や便秘改善の効果があります。
プロバイオティクスとプレバイオティクスを同時に摂取し、腸内環境にアプローチする方法として、近年注目を集めています。
IgAは腸内などの粘膜表面に多く存在している抗体です。アレルゲンやウイルス、有害な菌などが体内に入ると、樹状細胞やマクロファージ(食細胞)がそれをキャッチし、T細胞やB細胞に病原体などが来たことを知らせます。すると、B細胞はIgAを放ち、IgAは病原体などを捕まえて体外に排泄します。つまり、IgAの増加・活発化は免疫力を向上させ、感染症にかかり難い体の維持やアレルギー症状の緩和に貢献します。
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